今日はみなみ風

風の様にさりげなく生きたい。無頼派職人のこだわりの仕事と 趣味を綴ります。

生玉(なまだま)

 クリスマスも過ぎ、暮れも押し迫ってきてもいっこうに変化の無い真心職人です。

 相変わらず母親は入院中、今は復帰に向けてのリハビリ調整中。
本来、暮れの大掃除や遣り残した用事や退院に向けての準備をしないといけないけど、心が少々お疲れ気味で何もする気が起きません。 

 今年も賀状は失礼する事になりそうです。元々人付き合いがほんんど無い人生。数少ない知り合い友人には、申し訳なく思います。

 さて、タイトルの「なまだま」とは、何ぞや?



 これの事。 正確には、オーステナイト球。 ベアリングをはじめほとんどの金属球製品は、熱処理してマルテンサイト化しています。鍛冶屋さんが真っ赤に焼けた鉄を水の中に入れて急冷する「焼き入れ」加工の事です。

 この焼き入れ前の状態をオーステナイト。業界では生球と呼ぶそうです。

 この生球の状態でないと、切ったり削ったり穴を空けたりの加工が、硬くて出来ません。

 その「なまだま」を何に使うのか?

att1.jpg
 これに使いました。 簡易型のアーマチュア。アーマチュアとは、可動関節を持った金属骨格のことです。 これに肉付けして、人形を作ります。 コマ撮りアニメ製作には必須のアイテム。

 私の場合は、コマ撮りはもっと先の課題として、とりあえずアーマチュアはある理想を実現するための手段です。

 アーマチュアは、本来それ自体が非常に機能美を追求した美しいもの。銅と亜鉛の合金である真鍮で作るのが一般的です。

 でも私の永遠の命題、ローコスト 。 真鍮は、○○ハンズ等でいろんなサイズのものを売っていますが、高い。製品として販売しているアーマチュアがそこそこの値段するのが良く分かります。
そこで目を着けたのが、アルミ 。 しかもサッシ用の部材ならホームセンターで手に入るし、とにかく安い。ボールを受ける部分に使ったヤツが4mで¥700ほど。それと加工も容易。
 以前、パネル工事で散々アルミ加工した経験があり、馴染みの材料です。
 金属球は、西宮の専門業者から9.525ミリのものを購入。一個あたり約¥15。その他3ミリのボルトナット等。

 今回のものは、あくまで試作。 本番は様々なボールサイズで作る予定。

 上手くいけば、通常サイズの作品の骨組みとして、あるいは特大の作品や、リアルな大型犬なども製作可能となります。

 勤め人ではない私にとって、正月などは何の意味もありません。普段と全く変わりない日々を送ります。


追記

 24日に羊毛の材料屋「染TAKE」さんを訪ねました。
来年から問い合わせの多かった「ゴールデンレトリーバー色」を販売するそうです。 今まで、その微妙な色合いがなかなか無かった色。 近々HPで発表するとの事。
 是非チェックしてみて下さい。

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真心職人

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職業 大工職人 趣味 山歩き、木工クラフト、羊毛フェルト

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