今日はみなみ風

風の様にさりげなく生きたい。無頼派職人のこだわりの仕事と 趣味を綴ります。

ニードルマシンガン

 フェルトでの造作の基本は、シート加工。

 先ず適当な長さに千切りながら、交互に重ねて、チクチク。一枚のシート状のものを重ね合わせたり、丸めたりして形を作っていきます。有る程度形になれば面白みもでるけど、シート加工の段階では、ただしんどいだけ。
 特に大型の作品やワークショップ等のお膳立てで同じものを数多く作らないといけない時などは最悪

 そこで省力化できるところは、とことん楽できる様に新兵器の登場です。




 写真のフェルトシートは、フェイクファーを真似てモヘアで作ったもの(40cm×20cm)。テディショップなどでモヘアのフェイクファーは、そこそこの値段するはず。

 nmm2.jpg
 このマシンでバリバリバリと一気に作ってしまいます。何年も前からこの構想はありました。元は曲線切り用のジグソー。レシプロ運動するものならどんなものでも応用できます。大工のプロ用としては頼りない日曜大工用なので、惜しみなく使えます。もちろんプラカバー部分のビスを外せば、元の用途にも戻せる。
 このカバーは、安全対策ではなく、底の部分で並べた毛を押さえる為につけています。

 一番のハードルは、マットの部分。マットが小さいと機械化の意味はなく、スポンジでは抵抗が大きくて、起毛にし難いし、すぐにボロボロになる。マットのブラシの安い所を探したり、自分で自作を考えたり。なかなか思い通りのものがなく、仕方なく市販のクロバーアップリケパンチャーマットを加工して8台連結しました。その費用がハードルでなかなか実行できず、今になりました。
 でもそのままだと隙間ができるので、余白部分をカットしないとダメ。正確なカットは、一枚目の写真のテーブルソーを使うけど、素材が熱で溶けて刃が痛むし危険。予めデコラ鋸(メラミン化粧版用の鋸)でカットしてからテーブルソーで切り直します。結構手間がかかりました。本体のニードルは、1~15本までセット可能。

 ニードル一本、手に持ってチクチクしたら、前述のシートなら何時間も掛かるでしょう。しかも疲労度はかなりのもの。
 このマシンなら、10分ぐらいでできてしまいます。

 手でするのが火縄銃としたら、このマシンは、ミニガン(150年前の機関銃の元祖ガトリングガンの原理でモーター駆動する現代の多銃身ガン、7.62ミリNATO弾を毎分4000発)程の違いがあります。難点は、音がうるさいので真夜中は無理なこと。

 これで効率アップ 大型作品への道が開けました。

 後、欲しいのは、ドラムカーダー。構造はシンプルで私なら自作も可能だけど、針布部分の自作は無理で市販のものは高い。もちろん製品自体は、到底手が出ない値段。 今度は、これを何とか自作できる手立てを考えるのが課題です。

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真心職人

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職業 大工職人 趣味 山歩き、木工クラフト、羊毛フェルト

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