今日はみなみ風

風の様にさりげなく生きたい。無頼派職人のこだわりの仕事と 趣味を綴ります。

ハラハラドキドキ経ヶ岳

 4時起床。朝食後、広域林道を登山口まで移動。落石処理のため、登山口1キロ手前までしか車で入れなかった。早朝に発ったS氏達は林道反対側から登って来る予定。下山口の保月コース入口から、林道を更に歩いて、唐谷コース入口に移動。
 ここから、一足先に出発。花々を見ながら高度を上げる。余り歩かれていないルートで、踏跡も不鮮明。途中の二股からルートを外れて、右の沢に入ってしまった。ブッシュを掻き分け、残雪を踏み抜きながらカールの底まで登りきる。
 見上げると、双耳峰の経ヶ岳が聳え立つ。コンパスを頼りに、正式ルート上の最低鞍部、「切窓」を目指す。カールの底はまだ冬の世界。ブナの新緑と雪の白がよく合う。前方30mぐらいに鹿発見。そのまま、切窓のすぐ近くまで出たが、辺り一面、雪解け水で湿原状態。S氏達の気配も感じる。

 ここで、自分の登山歴の中で最低の判断をしてしまった。湿原を横切って靴を濡らしたくないため、ブッシュを突破して、直接稜線に取り付く事にした。それが、並みのブッシュではない。弾力のある竹のブッシュ。なかなか進めない。全身擦り傷、打身。帽子や熊避けの鈴まで失くす有様。やっとブッシュを抜けて、最後の一登り。遠目には、大した事はないと思っていたが、見上げると垂直の壁。登り始めると、火山性の岩のため非常にもろく、ホールドは少ない。
最後は草の根木の根を摑んで、やっと稜線に出た。S氏とはやっと携帯が繋がり、ホットする。
 ところが、稜線にルートが見当たらない。とりあえず、またもや藪漕きで、稜線上のこぶに這い上がる。目の前の最高点にS氏達が見える。ここでやっと間違いに気が付いた。目指していたピークは、双耳峰の内のもう一方。経ヶ岳主峰ではなかったのだ。
 最後の登りで、体力気力の限界。チシマ笹のブッシュの中には、無数のカタクリが咲いていたが、鑑賞する余裕はない。
20050522214524.jpg
本当のピークを目指し藪漕ぎする私。
20050521151731.jpg
 無事登り切り、仲間との再会を果たす。本当にご心配をかけました。
 なんと、順調にいけば、3時間ぐらいのはずが、7時間も経っていた。疲れ切った体を癒してくれたのは、ボリュームたっぷりの焼肉と冷たいビール。そして、白山の大展望。
20050521151819.jpg

反対側には、百名山の一つ、荒島岳も見える。悪評高かった反射板も撤去されて、すっきりとしている  何とか回復して、今度は尾根ルートである保月山コースで下る。。
20050521151908.jpg

 展望も良く、花も多い。最初からこちらのコースをピストンしておけば、良かった。
20050521151651.jpg

 経ヶ岳全景。向かって左が本峰。真ん中のこぶと右のピークとの間を登った。ここから見ると、かなり無茶をしたなと反省。
20050521152052.jpg

キクザキイチゲ、豪雪地帯だけに、開花が一ヶ月以上遅い。
20050521152116.jpg

イワカガミ、比較的ポピュラーなこの花も今年初めて。
20050521152014.jpg

 カール全景。あの底を歩けたのは、面白かった。秋の紅葉も綺麗だろう。
20050521152156.jpg

下山口から見た日本海。結局こんな時間になってしまった。
ご同行の皆様。今回はご心配お掛けしました。経ヶ岳は最高でした。白山も後一月もすれば、花も咲き出すでしょう。今度は白山。

 追記  林道を車まで戻る途中、熊を見かけました。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://magocoroshokunin.blog7.fc2.com/tb.php/17-ae367d2b

 | HOME | 

Appendix

真心職人

真心職人

職業 大工職人 趣味 山歩き、木工クラフト、羊毛フェルト

FC2Ad

Calendar

« | 2017-04 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

 1クリックお願いします。 にほんブログ村 ポータルブログへ 「竹泉」「龍力」「英勲」「やたがらす」など本物の地酒を販売。
【日本酒と美味酒肴 和乃蔵】
人気blogランキングへ
  >(blog)