今日はみなみ風

風の様にさりげなく生きたい。無頼派職人のこだわりの仕事と 趣味を綴ります。

CHANGE 1/6→3/6

 

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昨日は久しぶりに建前の応援。同じ大阪でも、郡と付く所。お馴染の山、岩湧山を望む高台が現場。


 久しぶりに家作りの記事を書いたついでに、私の家作りのお話を!


CHANGEはドラマのタイトルではありません!

私の新年度が始まると告知していた話。 そう 今月から私の住環境が変りました

 我が家は築60年のちょ~ボロ屋。 祖父の代に奈良からこちらに出て来て、難波の辺りでおもちゃの問屋をしていました。 ところが戦災で焼け出されて、ここ大阪市東部に越してきました。
 空襲で全財産を失い、なけなしのお金をはたいて何とか上物(家)だけを買ったものの、土地まで買えませんでした。 それでも連棟の三軒長屋を手に入れて、今日に至ります。

 三軒の内一軒を賃貸として、その家賃収入を土地代として地主さんに渡して相殺していました。
ところが今月、店子さんが引っ越され、空き家の管理を私がする事になりました。同時に地代や水道光熱費も二軒分必要で負担が増すと言う事。

 直接的には、マイナスの出来事。よく考えると大きな可能性を秘めているとはこの事です。


 

 プライバシーを考慮して、多少画像処理しています。

向って左の家が賃貸していた家。真ん中の二階部分、すだれの掛かった部分が我が家。右隣の家と我が家の一階部分は、親戚が工場として使っています。

 つまり二階家3軒分の内、1/6しか使っていなかったのです。
当然ガレージなし。この事は、車に積んでいた道具の盗難の遠因なります。
風呂もなし、洗面所もなし、プライバシーもなし。ナイナイ尽くし。学生の時、試験勉強も出来ず、個室のある友達が羨ましかった事。

 こんな家が嫌で一人暮らしをしていたけど、親父が亡くなり、しぶしぶ実家に戻った次第

 元々は、家具の工房を持ちたくて真剣に地方の空き物権を探していたのに、結局は大阪を離れられなかった。自己主張の手段としてものづくりに携わってきたのに場所が無いばかりに歯がゆい想いをしてきた。

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 これがその空き家になった一階。正直、家賃を貰っていたのが、申し訳ないぐらいボロボロ。昔の家の特徴そのまま、土壁の本軒建築。 本軒とは、芯芯三尺の現代モジュールに対して、内内三尺一寸五分の柱間の寸法の事です。つまり今の家よりかなり広いと言う事。今の6畳間なら8畳ぐらいに感じられるほど広いです。

 お隣さんは、ここ20年程は女所帯であった為か?家の手入れも全くなされていなくて、かなり傷んでいます。足腰の弱った私のお袋をそのまま住まわす事もできず、当然耐震設計もなされていません。かなりの補修が必要。
 それとせっかく地に足のついた場所があるなら、ガレージと工房スペースも欲しいところ。


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 こちらは、二階部分。 畳もボコボコで、平行感覚がおかしくなるぐらい床も傾いています。もちろん畳はやめて、板の間にするつもり。古屋のリフォームで傾きを直したり、和室を洋間にする工事はいろいろしてきたので、特に問題はありません。

 奥に見えている部屋は、引越しの時に畳を処分しています。こちらも板の間にして、私のアトリエにするつもり。既に一部の壁を抜いて、今の住まいと行き来できるようにしました。

 手前の二間は、一つにして天上板もはがして、勾配天上にするつもり。こうすると上にも抜けが出来て、見た目広く感じます。ここは、ギャラリーや体験教室などパブリックスペースにするつもり。


 とまぁ、あれこれ計画していますが、言うまでもなくお金の要る事。ご存知の通り、今は金欠の極み。道具も揃えないといけないし、長期計画でボチボチ参ります。

 家具も作れる大工として、一応二級だけど建築士の資格も持っているし、自身の勉強も兼ねて構造造作デザインに活かしていくつもり。

 現代のマイホームの永遠の命題、ローコスト。これは、私にとって必須事項です。 このローコストと遊び心を駆使した家作りは、一般の方にも大いに参考になるはず。

 このいつ終わるか分からないリフォーム作戦は、長期的且専門的になるかも知れません。このことに特化した別ブログも考えています。 

 以上、私の新年度の話でした。

コメント

借地権は強いので、リフォーム頑張って欲しいです。
ローコストと遊び心を駆使した家作り、興味津々ですね。
そのブログにもお邪魔したいですよ。
町屋のリフォームを見ましたけれど、面白かったです。
どこかに、この企画を注目してほしいですね。

room-kさん、 私は、自分の家を建てたいから大工になりました。アマチュアの視線とプロの視線、両方の目を持つからこそ見えてくる問題や面白さを追及していくつもりでいます。
 本格工事は、有る程度の資金が溜まってからになると思います。

家賃を貰っていたのが、申し訳ないぐらいボロボロ??
そうですか?広くて使いやすそう・・・

リフォーム、お金はかかりそうだけど、夢がありますね。
楽しんでくださいね。

かなぶんさん、それが、かなりの痛み具合です。民法の善管義務を持ち出すと、きりが無いので仕方ないですが。 本軒の建物は、若い人や関東の人から見るとかなり広く感じると思います。 もっとも建材は3尺モジュールが一番安くつきます。それ以上のスパンだと割高になってしまいます。
 いかにコストを抑えるかが問題ですね。

 ご無沙汰しています。うーん、構造がかなり痛んでいるのでしょうね。でも、日本の気候に最も適した土壁、健康には良さそうですね。和室の天井も現在同じものを作ると目が飛び出しそう。京町屋ではないけれど、レトロな雰囲気を残した改築を期待しています。復帰も期待していますけどね。

ひーさん、ご無沙汰しています。 こんな多難であり楽しみでもある事が起こり、ますます山から遠退いてしまう予感がしてしまいます。

 構造を補強し、今の作りやデザインを生かしたリフォームにしたいと思っています。かなり湿気ているので、壁は珪藻土や漆喰で化粧したいと思っています。
 いつになるか分からないですが、完成したら是非遊びにお越し下さい。

アトリエやギャラリー、教室用にと、夢は広がりますね!☆.。.:*・°
驚異的な燃費で長野遠征を果たした真心さんのその馬力で、
リフォームも驚異的なローコストで完成させてください!
ウチは超狭小住宅で、教室を開く場所もありません~~( >Д<) 
場所があって、リフォームの腕があって、うらやましいです~~*:.。☆..。.(´∀`人)
☆.。.:*・°真心さんの新年度、どうかキラメきますように…*:..。o○☆

じゃこぶうさん、 ありがとうございます。 これで土地まであったら言う事ないんですが。 本当は、おふくろの事と収入の確保さえあれば、田舎に住みたいのですが。 年寄りが引越ししたら、痴呆になりやすいと言うし、大阪でがんばるしかないと思っています。
 相変わらずの赤貧生活、リフォーム作戦は完遂するかどうか?

前に言ってた新年度計画ってこれのことですね~(^v^)V
変わるときって どんどん回転していきますよ。
いい方に変わるように、パワー送っときますっ。
がんば~

たるるさん、 突然の事でびっくりしました。器用貧乏の親父がもし生きていたら、あれこれ普請しだすでしょう。

 あれもしたいこれもしたい、その為には先立つものが必要。のんびりしていられなくなりました。
 

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