今日はみなみ風

風の様にさりげなく生きたい。無頼派職人のこだわりの仕事と 趣味を綴ります。

レインボーロリキート

 今年前半いろいろとこなしてきた一年も、半分が過ぎようとしています。後半の予定は未定ですが、前半は、ギャラリー遊気QプティリゼPetitiriseを残すのみとなりました。

 名前のとおり、虹をテーマにした展示。これは今後もシリーズ化して常設されるそうです。

 しかし一応、私の肩書きは動物造形作家……、虹とは関係なく、とりあえずギャラリーからの要請で虹色7色フェルトボールを繋いだ「虹虫」作ることになっています。余り技術的な難しさは無く、作品と言うよりは商品です。

 これだけでは物足りなく、何か虹に関連した動物はないか? 探しましたよ

 そしたら、虹レインボーそのままの名前の動物。 




 レインボーロリキート

 オーストラリアの鳥で、日本のカラス並みに市街地で群れになって居るそうです。ご覧のとおり、美しくて人懐こいみたい。
rrk3.jpg

 鳥のフェルトに関しては、以前白ふくろうの記事で記したとおり。

 ただ単にフェルト化しただけの羽はぬいぐるみの様でリアリティがない。特に鳥は、街中でもよく見かけるし、飼っている人も多い。細かなディティールがよく知られています。

 それに加えて私の場合は、フェルトと対比するべき明確な対象があります。
 それはバードカービング。木を彫刻刀や焼き鏝で微細な模様を付けて、近くで見ても本物に見える造形。 木を扱う仕事をしている私にとっては、憧れ親しみのある技術です。
 これはかなり熟成されたもので、アートとして認知されています。

 片やフェルトはお手軽度ばかり強調されて、可愛い至上主義に毒され、なかなかアートまでは昇華されていません。もちろん私も可愛いもの大好きですし、すばらしいデザインされている作家さんも大勢居られて、尊敬しております。でもデザイン重視だけでは、無限の可能性ある素材であるフェルトを生かしきれていない気がして残念。

 バードカービングよりフェルトが優れている点は感触。木で作られたものは、見た目は本物そっくりでも触れば硬くて実感は湧きません。フェルトも単にフェルト化したものを貼り付けただけでは、ぬいぐるみもどき。
 何とか、羽の空気を含んだふわふわ感を出せないか、試行錯誤の毎日

rrk4.jpg

 まだまだ納得のいくものではありません。もっと羽の感じ出せたら良いのですが。くちばしは、透明樹脂粘土で、グラデーション付けて作っています。作り直すほどの粘土の在庫がなく、不本意なくちばしになってしまいました。
rrk2.jpg

 点数を付けると、65点ぐらい。もっと羽の質感を出して、製作時間の短縮を図らねば。普通にフェルト化して作るものの何十倍もの手間隙掛かります。比例して値段何十倍にする訳にもにもいかず、まだまだ精進しなければなりません。

 遊気Qのプティリゼは、6/19~7/7まで。そこで展示いたします。

コメント

熱帯の動物らしくていいですね。

色々見れて楽しいですよ(^_^;)

Re: タイトルなし


tane さん、 ありがとうございます。

 普段アースカラーばかり扱うので、たまにはこんなカラフルなのも刺激があって面白かったです。

 これはほぼ実物大なので、もっと小さい鳥なら、そんなに手間が掛からず良いかなと思っています。


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